まぁひとまず、な。

混沌レディースタジオ「ある日の風景 -allegrissimo-」は買っておけってことだけ。


不意に舞い込んできたやよいへの「笑っていいかも」出演の機会。
だが、彼女はまだ活動を始めて間もない新米アイドルだった。


そこには、まだその実力に足りぬ彼女を、あえてその舞台に立たせようとする、ある思惑があった。
彼女には分不相応として出演を反対する高木社長。対して、あくまで彼女の真の実力を信じるプロデューサー。


そしてやよいは、この出演に失敗すれば、プロデューサーが辞めざるを得ない状況にあることを知る。
自分が成功しなければ、プロデューサーは自分の側からいなくなってしまうという事実。
過大なプレッシャーの中、やよいは出演当日を迎える…。


とゆーまー、下手なあらすじですが、本見るとうまいのよ。ほんとに、独自の説明もしっかり入れつつさらりと読ますしね。
大変良くできた二次創作同人誌。アイマス本ではあるが、アイマスを知らなくたってイケる。事実、俺もアイマス初心者だ。
いやもー話の構造もうめーんだけど、いろんなプレッシャーでどうしようもなくなってゆくやよいの心情の演出とか、
そっからの解放の瞬間とかたまんないです。ハイタッチとかうまく絡めるし、社長の過去との重ね方とかいやもう、うまい。
状況設定もアイマス独自の流れ(ランクとかね)ありますけど、違和感なくありそーな状況だし。
完璧であり、かつ完璧なだけでは為せないなにかを持っている作品です。
愛か。これが愛なのか。
会場で読んで周りに人がいるのにぼろんぼろん泣いちゃったもんな。
俺もあともう1冊は買っておくつもり。…こんなんだから某氏にバイヤーだとかいわれちゃうのかな…(笑)


ともあれ、このサークルを教えてくれたIDさんには感謝感謝ですよ。ええ。