皇国の守護者6 逆賊死すべし :佐藤大輔

<帝国>軍も再編をせまられ、司令官も代わるが、ユーリアという天才と立場の者が居なくなったことで、
軍隊としてのセオリーを<皇国>軍は読みやすくなったんじゃないかな?とは思う。新城は戦いのセオリーを知った上で、奇策を行うので。
実際、一介の少佐が臨時ではあるが一軍の司令官となった新城と<帝国>軍の展開の読み合いは見事。
そして、戦に対しては理にて対応し、兵に対しては情であたる(ように見える)新城の行動も見事。
だが、第11大隊を奪われた恨みは忘れて居らず、部隊壊滅を新城の命令不在(遅延)を由来とする佐脇とのやりとりも完璧。

あとやっぱり、板東一之丞が美味しすぎ(笑)

政治戦は未だ水面下。