仮面ライダー電王:第六話 サギ師の品格
いま視聴している番組で一番面白いんじゃなかろうか。
「俺は最初ッから最後までクライマックスだぜ!」は偽りではない。
モモさんとウラたんを二人ともシメるハナさんつえええ(笑)
オーナーが裏番としても、ハナさんは表番確定だなっ。
あとハナさんのミニスカが微妙にエロス。
毎回、電王はいちいち服装がエロスだと思います。
特異点のメリットとデメリットに関しては後回し。
過去と未来を変えるという目的よりも現在どうあるかを重視するイマジンが良太郎に集まってきているな。
これは作品のテーマとも今後関わりを持ってくるのではないかと思われる。
うまくモモさんの「お前がいなけりゃ楽しいんだよ」の挑発をいなすウラたん。
そして人情バナシ。
列車に乗ることに対する憧憬という意味ではおれもウラたんにずぎゅーんと一瞬だけ騙されたよ(笑)
銀河鉄道999とか思い出したり。まぁ直後に「嘘!嘘だよモモさん!でも騙されるそこがいいね!」とか思ったけど。
ちょ、ナオミさんもひっかかってるー。
今日一番唸ったのは、今回イマジンがとりついた少年に「イマジンのこと知ってる?」と聞かれたときに、
少年がその事実を隠した演出。少年独特の罪を知りつつもそれを隠してしまう。
周囲の事態は深刻になっているというのに。この辺が自然な演出だなーと思って感心してました。
ハナさんが怖いってのは同意するけど(笑)、それだけじゃないよね。此処のシーンは、子供なりの罪の意識を持ちつつそれを隠す狡さみたいな。
ウラたんは口のうまさでの状況打開力は抜群だなー。ハナさんには効かないけど。
んで、少年が真実を吐露する展開に続くわけですが。
「わたし…、こういうしゃべり方しか…こめんなさい」
ハナさん激萌えーー。
ウラタロスへのパス使用許可を良太郎に問うオーナー。
「ひとのために嘘が吐けるなら、悪いイマジンじゃないかな…って
もう、良太郎の方向性ってのがちゃんと定まってて見ていて気持ちいい。
いい加減なキャラが、素直なキャラに出会ったときに後ろめたさを感じるような展開にもニヤリとしちゃいますね。
ハナさんとナオミさんもいい仲だなー。
平成仮面ライダーでは水に落ちると場面転換という(井上)法則がありましたが、
ウラタロスが水中戦を担うことでこの手は使えなくなったかな。
「卑怯だぞ!」
「よく言われるよ」
「そろそろ三枚におろすか…」
ひとことひとことがうまくキャラを立たせる。すばらしいですね。
お、ライダーキック。しかも正当な。槍蹴ってるわけだが。いいじゃない。
レールが二本平行して走る電車が走行したあと連結とか燃えるー。
モモタロスとウラタロスは反目しつつも、その間に良太郎がいる。
ちゃんと「いる」のが今期の仮面ライダーの面白さであるのだと思うのですよ。
あと劇判がいいんですよ。効果音も。今回の仮面ライダー。
変身のときの起動音とか携帯の着信音にしてえええええ!