W-ZERO3 es ファーストインプレッション

機種名:シャープ W-ZERO3 es
新機種を使用してから感想までの期間:1日
従来の使用機:ソニーエリクソン SO505i
使用期間:1日
買った場所:ウィルコムストア
価格:29800円
満足度:90%


■この端末の良い点
PHS初体験、旧W-ZERO3未使用なため、W-ZERO3の内容のみに特化していません。あしからず。


・音声がクリアである。
PHSを使用したことがなかったが、これは凄い。耳を疑ったほどである。もはやこの透明感のある音声を体験してしまってはPHS以外の携帯電話には戻れないだろう。


・手がでかい人間には丁度良い大きさ。
実際、使用時は大きさは気にならないどころか手になじむ。
昔にDialoを使っていた自分にすれば小さくなったものだ。
Yシャツの胸ポケットに入れるには流石に大きいが、スーツの内ポケットならば許容範囲か。


・比較的インターフェイスが突飛でなかった。
思ったよりは。
テンキー操作が可能になったことで、電話としての使用感に満点ではないが、不備というほどではない。
アプリケーションやファイルへのアクセスもテンキースタイルでかなりのことが出来る。
ウィンドウズキー>アプリ選択>作業、作業の時点までは別にスライドキーボードを開く必要はほとんど無い。


・意外ともっさりしていない。
待機状態からの復帰、Operaの起動、ネットへの回線接続以外で待たされるシチュエーションはほぼ無い。


・MP3が聞ける。ムービーが見られる。
まぁ一応。着信音にmp3やwmaが使えるのはイイねぇ。
着信音にClover Heart'sのOPにしようか、Eternal Blazeにしようか悩み中。


・外出先でもネット環境がある。
いやー、これで外出先でもなのフェスのカタログ売ってる店とか探せますよ。
(計画性の無さを反省しない男)


・メール環境が統一できる。


■この端末の悪い点
・筐体がヤワい感じがする。
最初に電池カバー開けたときからおっかなびっくり。


・バイブがうるさい。
二層構造のためか、手で持っているだけで振動音が大きくなる。


・スリープからの戻りが遅い。
これは私の設定の問題かもしれませんが。
サッとだして電話しようかと思ったときに3秒ほど待たされる感は否めず。


・Activesyncが繋がりにくい。
これは私の動作環境に寄るのかもしれませんが。


■総括
やはり「電話にPDAが付いた」ではなく「PDAに電話が付いた」という印象。
スリープからの戻りに時間がかかる印象が、すぐに出して電話というシチュエーションで弱い。
しかしそれは割り切りが可能なことであり、そんなにすぐに電話をかけなければいけない状況に陥るまでに己で事前に根回しをおけということであろう。
nicoなどの「携帯電話」端末の使用も可能なわけで。
こういう端末の選択肢があるということが、W-SIMというシステムの利点であるわけだし。
入れ替えめんどくさいけど(笑)