ひぐらしのなく頃に 解 祭囃し編

読了。そして、完結。

ハッピーエンド。
でも裏エンド(一回クリア後にカケラ紡ぎをノーミスクリアで発生)を見ると、これも一つの結果に過ぎず、
いままでのような悲劇は繰り返されるのかなとか思いつつ、ラストループでハッピーエンドだからもう最悪の事態は訪れないのか。


序盤は鷹野さんが良かったですね。カケラの「デジャブ」も結構きました。
途中、鷹野視点から見れば、梨花たちも敵じゃんとか思ったんだけど、彼女は願望を成就することにとらわれ、
幸せを手にしようとしていないから物語として否定されるのかとも思ったんですけど、
彼女にとっては祖父の論文が認められることが「幸せ」なので、うーん幸せって難しいなあとも思わせてくれました。


あとね、身内でダメな子の烙印を押されていた赤坂が普通にかっこいいよ?!なんつーか、赤坂が居るだけでいいじゃん、みたいな勢い。
圭一が超空気。彼はもはや主人公クラスじゃなかった。墜ちたなー。今回の主役級はもう梨花、羽入、赤坂、葛西ぐらいでしょうか。
そしてみんなポテンシャル高すぎ。この辺はちょっと冷めた部分でもある。
(だって、いままでももっと抵抗できたってことじゃんとか思いつつも、このゲームは下準備の重要性が高いのでなんともいえませんが)


鷹野に羽入が撃たれて梨花が救った後も、「ひぐらしだからまだなんかあんじゃねぇの?」と思わせるのは凄いと思った。


いずれにせよ、ひぐらしに出会ってから二年、楽しませてもらったと思います。