魔法少女リリカルなのはA’s 第9話「クリスマス・イブ」

遂にヴォルケンリッターとなのは・フェイトが、はやての目の前で対面。
仮面の男は二人、闇の書の完成、はやては闇の書の魔力解放モードといったところ。


ストーリーを追っていくと、導入では、はやての想いが語られます。
一人の時は、死がそんなに怖くはなかった。でも今は違う。守りたい日々と、共に生きたい人がいる。
だから、みんなのために私は生きていよう。
くっはぁー!はやてサイドに入れ込むよな!こんなセリフは!


はやての入院を機に、一気に闇の書の蒐集を行うヴォルケンリッター
闇の書のページ蒐集はあと60ページ。現在は606ページってところですか。なのはレベルで20ページ蒐集できるということだから、
シグナム20、シャマル20、ヴィータ10、ザフィーラ10くらいだったんですかね。


高町家の食卓。フェイトも一緒。「恭也、お客さんから先に取り皿渡せよ」とか細かいところに突っ込んでた俺。
あ、なのは経由で渡してた。すまねえ。


軌道上待機のアースラ内で調査のクロノ。ディスプレィにはグレアムの姿が。やっぱ怪しんでるんだろーな。
来週はクロノが直接グレアム提督を問いつめる様子だったし。
あと気になるのは「個人的なことだから」とエイミィに断りを入れるところ。
「個人的なこと」というのは血縁者であるクライドの事も関わってくるんだろうと思うんだが。


友達になったはやてのお見舞いにいくと、そこにはヴォルケンリッターの面々が。
はやてが闇の書の主だったとなのは達が初めて認識。ヴィータがなのはをずっと睨んでますよ!(笑)
か、かわいいですよ!


ヴィータから喰らった一撃でビルの屋上は炎上。しかし、炎の中から悠然と歩み出るなのは。
そして敵側のヴィータから「悪魔め…!」と言われる主人公なのは(笑)。そして「悪魔で、いいよ…」と肯定するなのは。
すげぇな、どこのラスボスの発言ですか(笑)
でも、ヴィータに言われた「和平の使者なら槍を持たない」以来、戦闘直前まで杖は起動してないんですよね。
ちゃんとレイジングハートも待機状態。ヴォルケンリッターの先制攻撃を確認してから動いてるんで、交渉の手順は踏んでますよね。


闇の書の本当の名前について、揺さぶりをかけられるヴィータ。フェイトの説得には応じないシグナム。
この対比でシグナムが退場キャラに決まった感があります。
しかし、シグナムの「こんな出会いをしていなければ、私とお前は、いったいどれだけの友になれただろうか」と、
それを受けてのフェイトの「まだ間に合います」の展開は燃えるな。


いやー仮面の男がダグラス・カイエン(注)だったとは…(違う)
(注:Five Star Storiesに登場する剣聖。簡単にいうと、別の並行世界から自分を召喚して分身に使う人。ずっこい)
流石に先週までは仮面の男=クロノの父説を支持してきましたが、もー無理かな。リーゼロッテとリーゼアリアの二人だな。
今回で自在に外見は変えられる事がわかりましたが、なぜ普段は仮面の男なのかと考えると、「仮面を付けている=本当の正体がある」と
視聴者に認識させるためなんですかねぇ。新規にキャラ起こして「化けてました」じゃあ上手くないからか。
んーそれでも、シグナム×フェイト戦では、リーゼたちはクロノとかユーノと一緒に居たじゃんよーとか、
なのはのディバインバスターエクステンションを片手で打ち消すとかは一介の使い魔なのに流石に強くね?とか思うのですよ。
だからやっぱり仮面の男はダグラス・カイエン説で(えー) つまり、クロノ父説継続ってことなんですが。ちょっと劣勢な感じ。
仮面の男が魔法陣を出しましたが、色は青。リーゼ姉妹の魔法光が判明しないんですがねぇ。
あと、リーゼ姉妹だとすると、あまりに口調が違いすぎるんだがなぁー。(くどくどくどくど)
(と、思ったら同居人に、都築作品では死んだ人間は死んだ人間として意味がある生を全うしているので生き返ることはないと言われ、
あーそうだった。そういう作風だったな。都築真紀という人は、と思い、改めてクロノ父ではないのではと思った次第)


闇の書は蒐集が完了してしまいました。シグナムとシャマルは闇の書に取り込まれて一時退場。
しかしヴィータが残った!やっぱりな!元のはやてを取り戻せるのはお前しか居ないんだヴィータ
はやての「みんなと一緒に生きていたい」という気持ちとヴィータの「はやてラヴ」が共鳴するわけですよ!
(と、思ったらヴィータは偽なのは・フェイトにやられちゃったっぽいですね。
上空からのはやてを見下ろすシーンではヴィータとザフィーラが見えません。うーん。)


仮面の男が変装したなのは・フェイトがはやてを追いつめます。ヴォルケンリッターを倒したのがなのは・フェイトと思いこませて。
そして、闇の書を主の意志で、なのは・フェイトを打ち倒す力を望ませて、破壊の力として解放させる。きったねぇよぉおお!
このやり方がグレアムの意志だとしたらあまりに非道だ。他にも如何ようにもやり方は有るんじゃないのか?


少なくともヴォルケンリッターの敗退は、なのは・フェイトの所為と認識しているはやてにとって、
なのは・フェイトでは、はやてを元に戻すことは難しくなったわけで、 ますますはやてを元に戻せるのはヴィータの役目ですね!
あと二人ともちゃんと2Pカラーでした。フェイトの白い部分が青。なのはのスカートのすそが赤。
それにしても、もう少し必要な蒐集ページを残して蒐集モードのはやてになるのかと思いきや、もはや暴走モードに直行でしたね。
冒頭のシグナムの「残りあと60ページ」の言からも、「あ、蒐集モードにならないんだ」とは思ったんですが。
ここまで展開が早いとは…13話はエピローグにするとしても、あと3話か…丁度良いぐらいですかね。
10話で状況整理と仮面の男とグレアムの過去の開示。
11話で敵対勢力の明確化とヴォルケンリッターのサルベージ(もしくは闇ヴォルケンリッターの現出)
12話でヴォルケンリッターと共闘の最終決戦。共闘しない場合は全勢力入り乱れての総力戦。
13話でエピローグ、といったところか。


次回サブタイは「運命」
少なくとも仮面の男の正体は解るみたい。 仮面が転がるのはクロノの足下。
はやてがエネルギー収束型であるスターライトブレイカーっぽいアクションをしている。魔法光はピンク。
一瞬だけ顔面から血を流している男は、クロノ父・クライドか?